試験の概要
地盤工学会基準:JISA1222
現場CBR試験は、現場の路床または路盤における現在の支持力の大きさ(支持力特性)を相対評価する試験です。現場で直接測定した標準寸法の載荷ピストンを貫入させるのに必要な荷重と標準荷重を比較することで、支持力特性を相対的に評価します。
試験ヵ所1箇所につき3回の試験を行い、その平均値が「標準寸法の載荷ピストンを貫入させるのに必要な荷重」となります。
主に品質管理や施工管理に利用される試験です。
この試験における標準荷重強さは、クラッシャーランを対象とした試験結果との比較で表されるため、軟弱な粘性土ではCBR値が極端に小さくなり、器械誤差や人為誤差の影響を受けやすくなります。
- 室内CBR試験(JISA1211)とは異なる試験です。
求められる値
- 現場CBR値
- 含水比
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試験実施条件
- バックホー等、反力になるものが必要です。(反力となる重機はご用意ください。)
- 路盤で行うか、路床で行うかを営業担当へお伝えください。